会社コラム

積み立て金

2013.12.08

※写真はイメージです
 
つい先日、とある分譲マンションの管理状態について調べた際、驚愕の事実が判明しました。その分譲マンションは1997年築。これまで大規模修繕を行ったことはなく、外観は年季を感じます。そのマンション全体で積み立てられている修繕積立金総額に驚きました。
 
なんと、1,500万円です!!
 
規模にもよりますが、大規模修繕にかかる費用は数千万円。現在の積立額では大規模修繕が行えず、予定も未定。このような場合、管理組合で金融機関から借入をして大規模修繕を行うこともあります。借入無しで修繕工事をするのが一番ですが、お金が貯まるまで待っているよりは良いので、このマンションでも前向きに検討すべきだと思います。放っておくとあちこちが劣化し、余計に修繕費がかかってしまったり、資産価値が下がる可能性があります。
 
中古マンションを購入する際は、過去の修繕履歴や積立総額、滞納の有無などをしっかり確認・納得の上、購入するようにしましょう。