雄大な「一二三段」‼森家の集大成「津山城」 岡山のお城vol.2
2014.12.12
岡山のマンションの事とお城の事なら
wavehouseの青木です。
今日は岡山のお城の紹介です。
「津山城」
「津山城」は現在の岡山県津山市に建っていた(実際には公園になっています)お城です。
津山藩初代藩主・森忠政が12年の歳月をかけて1616(元和2)年に完成させた平山城です。
春には公園化以降植樹された約千本のサクラが咲き誇り、
西日本有数のサクラの名所として「日本さくらの名所100選」にも選ばれ、多くの花見客・観光客で賑わっています。
【お城としての評価】
・城跡の鶴山公園には数千本の桜が植えられ、「日本のさくら名所100選」に選ばれています。
・備中櫓を復元しているのですが天守の復元はしていません。
・お城が建てられた江戸時代の初期1616年は築城技術が最高潮に達している時期なので、攻守にわたり優秀なお城だったとか。
・石高18万6,500石のお城としては壮大な造り。
【関連人物】
津山城がある津山藩の有名人物。
森 忠政(もり ただまさ) → 津山藩の初代城主。お父さんは信長協奏曲でも登場モリリンこと森 可成。お兄さんには信長の小姓で有名な森蘭丸さんです。
お城がある場所は現在公園になっていて「鶴山公園」と呼ばれています。ちなみに「鶴山」は「津山」と呼ばれる前の地名です。
巨大な5重の天守を幕府に目をつけられ、城主の忠政は4重目の瓦を破棄し「あれは庇であって4重である」と言い切り難を逃れたと伝えられています。
お勧めは桜の季節にライトアップされた夜桜です。(毎年4月上旬から中旬18:00~22:00)