不動産売却エピソード

No.45 築後40年の実家が売却ができるか不安
【お客様の背景】
■ご相談内容:売却
■氏名:U様
■年代:60代
■ご職業:主婦
■お住まいの地域:岡山市
■ご相談の地域:岡山市北区
■売却理由:実家の売却
■お問合せ方法:一括査定サイト
【ご相談内容】
両親が亡くなり、実家が空き家になっているので売却したい。荷物が整理・処分できていない状態。壁や建具など破損している箇所もある。築後40年は経過している中古住宅なので売れるか不安。
解体して土地として売るのがいいのか、このままでの状態でも売却できるかどうか知りたい。空き家だと家の傷みが早くなると聞くので出来れば早く売却したい。また、土地建物の相続も手続きしておらず、どうやって処分したら良いのか分からないので教えて欲しい。
【ご提案した解決策】
不動産の売買を行う際、土地建物の名義人が亡くなっている場合、相続人に名義を移転する相続登記が必要になります。手続きは法務局にて行うことが出来ます。
実際に現地を確認した所、数年前に外壁や水回りなどリフォームをされており、保守管理もよく、とても大切にお住まいになっていたお宅でした。
過去の修繕履歴も考慮した価格掲示をさせていただきました。もともと中古住宅へお住み替えを希望されていた買主様へご紹介したところ、現地お宅を気に入ってくださり、スムーズにご契約の運びとなりました。
【担当営業として大切にした要点】
不動産の売却は分からないことが多いと思いますので、いかにお客様にご満足頂きかつ、ご負担を掛けること無く売買を行えるかを考えて、ご提案をさせて頂きました。
大切にされてきたご実家という事もあり、しっかりと現地査定をさせて頂き、過去の修繕履歴も考慮した価格掲示をさせていただきました。
築年数が建っていると建物価値が無いのだろう・・・と思われてしまいがちですが、決してその通りではありません。また同様エリアでの実際に売買が行われた事例も用いて、地元に密着した弊社の売り方のポイントをご説明いたしました。
著者
株式会社ウェーブハウス 倉 正樹
一つとして同じものが存在しない不動産。所有者様やご家族様、周辺の方々の思いも考えも異なることがあります。当事者の方のご状況やご希望をしっかりお聞きし、専門家の立場としてご提案できるよう、日々人間力・不動産知識を磨き続けてまいります。