「マンション組合も稼ぐ」
2020.08.30
８月２８日の日経新聞夕刊にマンションの管理組合が「携帯基地局のアンテナ設置」や「駐車場の外部貸し」等に取り組み、組合で収益を上げようとする動きが出ているとの記事が掲載されていました。
目的はマンションの大規模修繕工事に必要な「修繕積立金」の確保です。
チラシ広告に関しても、１枚あたり２円を管理組合に払ってもらう事でチラシ禁止のマンションも広告を受け入れているとの事。
とあるマンションではこのチラシに関して年間５万円の収益があるそうです。
しかしこうした取り組みが住民の同意を得られるとも限りません。
自分の住戸の上に基地局のアンテナが出来たりする事に反対したり、そうした反対意見を無視して判断を下す理事会もあるようで、トラブルや裁判のもとにもなりそうです。
マンションの管理状態が改善、改良されていく事はマンションオーナー様にとって資産価値の保全に繋がる推進されるべき事かと思います。
中古マンションを購入するお客様からも管理状態についてのご質問を受ける事は多々ございますので、自分達の家の価値を守り、向上させる為にも前向きにこうした取り組みが行われていく事を願います。