
【岡山市編】生前対策のため、終活として自宅を売却した事例
岡山市における、「生前対策のため、終活として自宅を売却する」までを弊社が担当した事例を基に、関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた「想定事例」として3つご紹介します。
岡山市にお住まいのK様が、「財産分割しやすくするため終活として自宅を売却した事例」

お客様の相談内容
●物件 概要
所在地 | 岡山市南区藤田 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 88.26m² | 土地面積 | 180.74m² |
築年数 | 53年 | 成約価格 | 700万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は岡山市にお住まいの70代のK様です。
数年前に、奥様が亡くなり、子どもたちも独立し家を出ているため、現在は一人暮らしなさっています。
近年、K様は持病が悪化し、自分が亡くなったときの相続のことを考えるようになりました。
K様には2人の子どもがいるため、相続時に財産の分割がスムーズに行えるよう終活として相続の準備を行うことにしました。
まずは自分の財産を把握するために、不動産会社へ査定の依頼を行うことにしました。
また、K様は不動産の知識がなかったため、終活における不動産整理の具体的な方法についても聞きたいと考えていました。
解決したいトラブル・課題
課題
子どもたちがスムーズに財産分割できるよう分割の難しい不動産を整理したい。
不動産会社の探し方・選び方
K様は、自宅の近くにある地元の不動産会社を数社訪問し、以下のポイントを重視して選定しました。
・親身になって相談に乗ってくれる営業担当者がいるか
・相続時のトラブルを回避するための提案をしてくれるか
最終的に、終活に関する相談にも応じてくれるウェーブハウスに相談することにしました。
K様の「トラブル・課題」の解決方法
K様に、終活の一環として不動産を整理する方法についてご説明しました。
1.終活時の不動産を整理する手段
終活時に不動産を整理する手段は主に以下の3つが挙げられます。
①不動産を売却する
・売却し、現金化することで分割しやすくなる
・空き家になった後の維持管理の負担をなくせる
②賃貸として活用する
・資産を手放さず、子どもたちの将来のために収益を確保できる
・管理の負担や入居者のリスクがある
③生前贈与する
・相続時のトラブルを防ぎ、資産をスムーズに引き継げる
・「生前贈与」として早めに資産を移転できる
2.「結果」
弊社の説明を聞いたK様は「売却し、現金化することで分割しやすくなる」点に魅力を感じ、売却することにしました。
結果、売却活動を開始してから4ヶ月で買い手が見つかり、売却が成立しました。
現在は、売却活動と平行して探していた住み替え用の物件に引っ越しが完了し新しい生活を送っています。
K様は「子どもたちが相続時にスムーズに財産分割できるようになった」と満足されています。
岡山市にお住まいのD様が、「終活として自宅を売却し、子どもたちの相続手続きの負担を軽減させた事例」

お客様の相談内容
●物件 概要
所在地 | 岡山市中区平井 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 96.07m² | 土地面積 | 188.93m² |
築年数 | 55年 | 成約価格 | 1,000万円 |
間取り | 4DK | その他 | ― |
●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は岡山市にお住まいの70代のD様です。
D様は高齢になってきたため、奥様と今後のことについて話す機会が多くなりました。
そこでよく話題に上がるのが「自分たちが亡くなり、子ども2人に相続が発生したとき」のことです。
D様夫妻は話し合った結果、子どもたちの相続手続きの負担を軽減するため、終活として生前に、ご自宅の売却を検討することにしました。
しかし、思い出の詰まったご自宅のため手放すことに躊躇いを感じています。
ひとまず、売却を検討していることから不動産会社に相談してみることにしました。
解決したいトラブル・課題
相続発生時に子どもたちの手続き負担を減らすために自宅を売却したい。
不動産会社の探し方・選び方
D様は、近くの不動産会社にいくつか問い合わせ、以下のポイントを重視して相談先を決めることにしました。
・相続不動産に知見がある
・売却実績が豊富で売却をスムーズに進めるための提案ができる
最終的に、売却実績が豊富で、且つ親身に話を聞いてくれたウェーブハウスに相談することにしました。
D様の「トラブル・課題」の解決方法
D様夫妻はご自宅を手放すことに躊躇いを感じており、売却に踏み切れないでいました。
そのため、弊社はD様夫妻に「終活時に不動産を売却するメリット」についてお話しました。
1.終活時に不動産を売却するメリット
終活時に不動産を売却することで以下のメリットが得られます。
①相続時の手続きが簡単になる
・売却することで不動産が現金化されるため、分割がスムーズに行える
・相続登記や売却手続きの手間を相続人に残さずに済む
②維持管理の負担がなくなる
・固定資産税や管理の手間が不要になる
・売却することで、維持費を削減できる
③不動産の資産価値が下がる前に売却できる
・築年数が古くなると売却価格が下がるリスクがあるため、早めの売却が有利
・市場の状況を見て適切なタイミングで売却できる
2.「結果」
D様夫妻は、弊社の説明を聞き、ご納得され売却を決断しました。
弊社の適切な売却戦略によって3ヶ月で買い手が見つかりスムーズに売却が成立しました。
現在は、コンパクトな間取りのマンションに住み替え、新しい生活を送られています。
弊社のアドバイスとサポートにより、D様は納得のいく形で不動産を売却し、終活を安心して進めることができましたとおっしゃっていました。
岡山市にお住まいのS様が、「子どもたちの相続トラブルを回避するため終活として自宅の売却を検討した事例」

お客様の相談内容
●物件 概要
所在地 | 岡山市北区横井上 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 96.37m² | 土地面積 | 328.05m² |
築年数 | 48年 | 成約価格 | ― |
間取り | 5DK | その他 | ― |
●相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は岡山市にお住まいの60代のS様です。
先日、友人と食事をした際に、友人が「親が亡くなり相続が発生したが、財産の分割で姉妹と揉めた」と話していました。
その話を聞いたS様は、自分にも3人の子どもがいることから、自分が亡くなった際に同じように財産の分割で揉めるのではないかと心配になりました。
特に、自宅という不動産は簡単に分けることができないため、終活として生きているうちに売却しておくことで、相続時のトラブルを軽減できるのではないかと考え、不動産会社に相談しに行くことにしました。
解決したいトラブル・課題
自分の死後、子どもたちが相続で揉める可能性があると考え、売却を検討することにした。
不動産会社の探し方・選び方
S様は、市内で不動産の売却実績が豊富な不動産会社に相談することを決めました。
複数の不動産会社を訪れ、
・不動産の相続時に起きやすいトラブルについて詳しく説明してくれた
・親身になって対応し、わかりやすく説明してくれた
最終的に、上記2点を魅力に感じたウェーブハウスに相談することにしました。
S様の「トラブル・課題」の解決方法
S様は、不動産の相続時のトラブルについて心配されています。
弊社は「不動産の相続で起こりやすいトラブル」について詳しく説明しました。
1.不動産の相続で起きやすいトラブル
不動産は現金と違い分割が難しいため、相続人同士の意見が対立しやすく、トラブルが発生しやすいです。
①遺産分割協議のトラブル
・不動産は現金と異なり均等に分けることが難しく、遺産分割で揉めるケースが多い
・共有名義にすると、将来的に売却が難しくなる可能性がある
②共有名義による管理の問題
・複数人で所有すると、売却や管理の意思決定に全員の同意が必要になる
・将来的に相続が繰り返されることで、所有者が増え権利関係が複雑化する
③固定資産税や維持管理の負担
・相続した家を利用しない場合でも、固定資産税の支払いが発生する
・空き家の管理が適切に行われないと、劣化や周囲への影響(倒壊・景観の悪化)につながる
2.「結果」
S様は、弊社の説明を受け、不動産を相続財産として残すことで発生しうるリスクをご理解いただけました。
売却するかは家族と話し合った上で決めるとのことで、「売却することになったら必ずここに相談に来ます」とおっしゃり、その日はお帰りになりました。